・必要栄養素
離乳食の回数は増えますが、栄養の7割以上はまだ母乳やミルクから。離乳食後に母乳・ミルクを欲しがるようであれば十分にあげてOKです。
1週間単位くらいに栄養バランスを意識しながら主食・主菜・副菜と献立をし、タンパク質の豊富な食品を増やしていくと良いでしょう。
・調理の目安、調理方法
舌で簡単につぶせる絹ごし豆腐や、プリンぐらいの固さが目安です。大きさは初めは細かいみじん切り、その後2〜3ミリ角ぐらいのみじん切り、最終的には3〜4ミリぐらいの粗みじん切りにしてみましょう。
パサパサしやすい鶏肉や魚は、飲み込みやすいように水溶き片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなります。
・量と食べさせ方
唇を上下ともしっかり閉じ、舌と上あごでモグモグと動かせるように促します。
スプーンの中身が赤ちゃんから見えるように、下唇の上にのせます。スプーンは山盛りにせず赤ちゃんの食べやすい量を。
自分からパクッと口の中に入れるのを待って、スプーンをゆっくり抜きましょう。
「モグモグ、ごっくん」が終わってから次の一口を差し出します。
・おすすめの食材
7倍がゆ
にんじん・かぼちゃ・じゃがいも・大根・とまと・ブロッコリーなど
果物(おろす、つぶす、刻む)
海藻類(やわらかく煮て刻む)
鶏ささみ肉(茹でて凍らせた身をすりおろして加熱調理するとなめらかに)
白身魚、慣れてきたら赤身魚
たまご
ひきわり納豆
・その他注意点
赤ちゃんがモグモグしやすいように背中は真っ直ぐに、両手が自由に動かせるゆとりがあるような姿勢で。
赤ちゃんの機嫌によってたくさん食べる日もあれば、少なめの日もあります。のんびりと赤ちゃんの成長を見守りましょう。
大望の野菜フレークを使った離乳食のレシピは
をご覧ください。