・必要栄養素
栄養の半分くらいを離乳食から摂れるようになると良いでしょう。
主食で炭水化物、主菜でタンパク質、副菜でビタミン・ミネラルを摂れるような計3〜4品の献立を目標に。鉄分が不足しやすい時期ですので、鉄分が豊富な卵、豆類、魚、肉、レバーなどを積極的に取り入れましょう。
・調理の目安、調理方法
5〜8ミリくらいの大きさを目安にし、奥の歯ぐきでつぶせるようなバナナくらいの固さにします。
この頃になると赤ちゃんが食べられる食材が、ぐんと増えてきます。少量の和風だしやトマト味などを使ったり、家族の薄味のおかずを取り分けたりして風味やバリエーションを増やしましょう。
手づかみ食べが始まったら、スティック状の茹で野菜(3〜4cmくらい)をメニューに加えて、「自分で食べてみたい!」という赤ちゃんの好奇心を育てましょう。
・量と食べさせ方
落ち着いて食べれるように食事用のいすを用意しましょう。安定した姿勢になるように、テーブルの高さや足をのせる台の調整が必要です。
スプーンで食べさせるときは丸みのあるスプーンを使い、下唇にのせて口が閉じるのを待ちましょう。
手づかみ食べをするときは、赤ちゃんの手の届く位置にスティック状の茹で野菜を置き、大人がパクパクと食べるお手本を見せると良いでしょう。飲み込む前に次を口に入れていないか注意しながら、赤ちゃんの様子を見守ります。
・おすすめの食材(食べられるようになるもの)
5倍がゆ(全がゆ)
レバーや赤身肉
ほうれん草、小松菜
しいたけ、しめじ
しょうゆ、みそ、バターなど(少量ずつ)
・その他注意点
できれば家族一緒に食卓を囲んで「おいしいね」と食事を楽しめれば、赤ちゃんの食欲もアップします。
1日3回の離乳食の間隔は3〜4時間は空けましょう。ほぼ毎日同じ時間に離乳食を食べられるのが理想です。
大望の野菜フレークを使った離乳食のレシピは
をご覧ください。