生まれてから母乳やミルクの味だけしか知らなかった赤ちゃんが、これからいろいろな食品を食べるための練習がはじまります。そのための赤ちゃんの食事が離乳食です。
赤ちゃんの成長・発達には個人差がありますから、離乳食を作るときも赤ちゃんにあった調理形態にすることが大切です。
母乳やミルクでも十分に栄養が摂れるので、無理せずに赤ちゃんの機嫌が良い時などに楽しく進めてあげてください。
始める時期は生後5〜6ヶ月ごろ、完了するのは12〜18ヶ月ごろが目安です。
赤ちゃんのペースに合わせて、食べやすい大きさ、やわらかさなどを調節し、種類や量を少しずつ増やしていきます。
赤ちゃんの心と身体が健康に育つよう、約1年間の離乳食期間を通して、いろいろな食材との出会いの機会や、食べることの興味や好奇心を育てていきましょう。